この記事では NetAdvantage ASP.NET AJAX コントロールの CSOM(クライアント側 オブジェクト モデル) についての API ドキュメントをご紹介します。CSOM を使用してクライアント側イベントの処理を行い、直接クライアント側オブジェクトを操作することでアプリケーションのデザインや構築をもっとエレガントにしていきましょう。
クライアント側イベント
NetAdvantage ASP.NET AJAX コントロールにはクライアント側イベントの設定をするたくさんの String 型プロパティがあります。これらのプロパティにはクライアント側でコントロールのイベントが発生する際に呼ばれる JavaScript 関数の名前が設定されます。ヘルプ API ガイドにはクライアント側イベントを表すサーバー側プロパティが明記されています。
以下の方法でヘルプ上のクライアント側イベントについての記事にたどり着くことができます。(ここでは WebDropDown コントロールを例にとって説明します)
- まず NetAdvantage ASP.NET のオンライン ヘルプを開きます。http://help.jp.infragistics.com/NetAdvantage/ASP.NET/2010.1/CLR3.5/
- 目次から API リファレンス ガイドを 見つけます。
- Infragistics.Web アセンブリの項目を展開します。
- Infragistics.Web.UI.ListControls 名前空間の項目を展開します。
- [クラス] 項目を展開して、その中の WebDropDown とそのプロパティ項目を展開します。
- ClientEvents プロパティをクリックして展開します。
- ClientEvents プロパティの API 記事には WebDropDown コントロールの ClientEvents プロパティをあらわす型、DropDownClientEvents が明記されています。このリンクをクリックして DropDownClientEvents API 記事を表示させます。
- DropDownClientEvents クラスの API 記事が表示されたら、 Members トピックをクリックします。
- DropDownClientEvents クラス メンバ のリストが表示されます。このリストには WebDropDown コントロールに関連する、クライアント側イベントを表す WebDropDown のサーバー側プロパティが明記されています。一例として、ActivationChanged プロパティをクリックしてみましょう。
- ActivationChanged プロパティの記事には、C# と VB.NET を使用してこのイベントをつなげる方法と、JavaScript 関数のシグネチャ、そしてイベントの引数のクライアント側での使用方法が書かれています。
この方法で、NetAdvantage ASP.NET コントロールの クライアント側 CSOM の関連記事にアクセスすることができます。
ASP.NET AJAX ではクライアント側でもさまざまな機能が用意されていますので、CSOM をどんどん活用してみてはいかがでしょうか?
の全ての投稿を閲覧する