さて、新機能紹介シリーズの一つ目は WebProgressBar です。新しい ASP.NET AJAX コントロールが多数追加されたこのリリースでは UX 向上のためのコントロールも盛り込まれています。その一つが WebProgressBarです。
WebProgressBar とは?
ユーザーにフィードバックを与えることは UX の向上をはかる方法の一つとされ、現在の進行状況をユーザーに示すために使われるプログレスバーは Flash 動画の読み込みやソフトウェアのインストール画面などでよく目にするものですが、WebProgressBar は Flash 等を使わなくても ASP.NET 上で簡単にリッチなプログレスバーが使用可能にします。
基本的な使い方としてはプログレスバーに表示する値を設定するだけ。自動的にプログレスバーが設定値まで伸びてくれます。
// プログレスバーを取得
var wpbar = $find(“WebProgressBar1”);
// プログレス値を設定
wpbar.set_progressValue(80);
上記のような Javascript コードを実行すると、設定された値に向ってプログレスバーのアニメーションが始まります。

アニメーションはクライアント側で自動的に行われますが、イーズイン・イーズアウト等のバラエティを用意し、速度やアニメーションをトリガする変更値の設定、そして画像を使用した塗りつぶしもサポートしています。
画像を使用すると塗りつぶしのアニメーションあるいは画像がスライドしていくアニメーションが可能です。
様々なフォーマットに対応
水平方向だけでなく、縦方向にも表示可能。プログレス値またはパーセント表示をラベルとするか、カスタマイズして表示するかはシーンに合わせられ、ツールチップのフォーマットも制御可能です。
ラベル表示
ラベルはプログレスバーの上に表示されますが、プログレスバーとラベルが重なると自動的にラベルの位置を調整したり、またラベルの色が反転され見やすくなる機能も備えています。
もちろん、NetAdvantage AppStylist for ASP.NET を使用して様々なスタイル設定を施すこともサポートされています。
というわけで今回は WebProgressBar をご紹介しました。次回は新機能紹介シリーズその3、WebDropDown と WebDataGrid の追加機能をご 紹介します。 |
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今までのシリーズ記事は以下をご覧ください。
Windows Forms と WPF 製品がはいった NetAdvantage WinClient については機能紹介が弊社エバンジェリスト池原のブログに記載されておりますのでそちらも合わせてご覧ください。
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